2007年05月11日
うらやましかったこと
BGM:CelineDion"To Love You More"
この"To Love You More"ってセリーヌディオンらしい「ベタに歌い上げちゃう」曲なんだけど,やばい,なんか今聞くと沁みる(笑)あらためて歌詞カードみてみたら,これって別の女に乗り換えようとする彼氏を引き止める女性の歌だったんですね。時に「お願い行かないで」,時に「あなた行くべきじゃないよ!」と強気に引き止めたりするのが健気でいいなぁ。たぶん内心不安で一杯なんだろな(笑)
I'll be wating for you
here inside my heart
I'm the one who wants to love you more
あなたを待ちます
この心の奥深く
もっとあなたを愛したいと思ってるのはこの私のほうよ
という感じでしょうか。で,ふと思ったんですけどこのCDについてた日本語訳同じ部分を見てみました。どんな訳がついてるんだろ。
いつまでも待っている
ここで,この胸の奥深いところで
私の想いに,限りはない
だそうです。一,二行目はいいんだけど・・・って二行目の「ここで」というのがどこを指してるかにもよるけど,この"here"ってのは「右手をグーにして胸にあてる感じで「ここで!」」なので,あくまでhereは自分が今立ってる場所ではなく自分視点から見た自分の胸の中にある心の場所のことだと思うんですな。三行目はちとこれおかしいなぁ。これじゃ一体誰に対して言ってるのかさっぱりわからん。"I'm the one who wants to love you more"っていうのは去ろうとしてる男に対して「自分のほうがあんな女よりもいいのよ,行くべきでないわよ」とアピールしてるから,"Im the one who"ってこういう言い回しになってるんだと思うなぁ。「私のほうが!」って気持ちを訳出しないと嘘な気がするにゃ。もともとこれ英語独特の言い回しだから,日本語にしようとすると不自然になるのはわかるんだけどにゃ。
「私の翻訳が正しい」ってことではなく,実際英語が表してる気持ちを日本語に置き換える「道」ってものすごい険しいのです。もともと言葉の構造が違うわけだから。この日本語訳作った人もわかってはいたけど日本語にならなくてずっと煩悶してたかもしれないしね。
話はガラリと変わりまして。昨日友人(日本人です)から「ちょっと土地を見て欲しい」ってことで,あるSIMに行ってまいりました。このSIMは実はタイの人たちが運営してるSIMなんですね。なんでタイ?かというとこの友人の方はタイに実際住んでたこともあって,タイが好きなのです。で,実際土地のNotecardを読んでみると,広さそものものは海部分含めてほぼ1SIM分なんですが,使えるPrimが1800しかないという条件でした。買取の後に月々ごとの支払いです。で,そこにたまたまその土地を扱ってる業者の方が来て,こうして話が始まったわけですが,その友人の方,アルファベット使ってタイ語で話を始めたのです。彼がタイに住んでたことは知ってましたが,実際にタイ語使ってるのは初めて見ました。きっと現地でこうやってタイの人と話してたんだろうなぁと思って,なんかこう胸にきました。うらやましかったです。
ただ,その業者の方はずっと英語使ってまして,「私に気使わずにタイ語でやっていいよ」と言ったら「実はアルファベットでタイ語を使うとかえってわかりにくい。(タイ人の)自分でさえよくわからない場合があるので英語を使ってる」ということでした。そのお友達によるとタイの人はかなり英語できる方が多いそうです。
この"To Love You More"ってセリーヌディオンらしい「ベタに歌い上げちゃう」曲なんだけど,やばい,なんか今聞くと沁みる(笑)あらためて歌詞カードみてみたら,これって別の女に乗り換えようとする彼氏を引き止める女性の歌だったんですね。時に「お願い行かないで」,時に「あなた行くべきじゃないよ!」と強気に引き止めたりするのが健気でいいなぁ。たぶん内心不安で一杯なんだろな(笑)
I'll be wating for you
here inside my heart
I'm the one who wants to love you more
あなたを待ちます
この心の奥深く
もっとあなたを愛したいと思ってるのはこの私のほうよ
という感じでしょうか。で,ふと思ったんですけどこのCDについてた日本語訳同じ部分を見てみました。どんな訳がついてるんだろ。
いつまでも待っている
ここで,この胸の奥深いところで
私の想いに,限りはない
だそうです。一,二行目はいいんだけど・・・って二行目の「ここで」というのがどこを指してるかにもよるけど,この"here"ってのは「右手をグーにして胸にあてる感じで「ここで!」」なので,あくまでhereは自分が今立ってる場所ではなく自分視点から見た自分の胸の中にある心の場所のことだと思うんですな。三行目はちとこれおかしいなぁ。これじゃ一体誰に対して言ってるのかさっぱりわからん。"I'm the one who wants to love you more"っていうのは去ろうとしてる男に対して「自分のほうがあんな女よりもいいのよ,行くべきでないわよ」とアピールしてるから,"Im the one who"ってこういう言い回しになってるんだと思うなぁ。「私のほうが!」って気持ちを訳出しないと嘘な気がするにゃ。もともとこれ英語独特の言い回しだから,日本語にしようとすると不自然になるのはわかるんだけどにゃ。
「私の翻訳が正しい」ってことではなく,実際英語が表してる気持ちを日本語に置き換える「道」ってものすごい険しいのです。もともと言葉の構造が違うわけだから。この日本語訳作った人もわかってはいたけど日本語にならなくてずっと煩悶してたかもしれないしね。

ただ,その業者の方はずっと英語使ってまして,「私に気使わずにタイ語でやっていいよ」と言ったら「実はアルファベットでタイ語を使うとかえってわかりにくい。(タイ人の)自分でさえよくわからない場合があるので英語を使ってる」ということでした。そのお友達によるとタイの人はかなり英語できる方が多いそうです。
Posted by のてす at 12:01│Comments(2)
│日月抄
この記事へのあたたかいおことばです
なかなかin-worldでお会いできませんね…。
私はタイ語もちょっとかじったことがあるんですが、タイ語は声調言語なので表音文字だけでは意味が通らない事が多くあるみたいです。中国語のピンインみたいな表記法もまだないですし。SLにタイ人の友達がいますが、彼も普段は英語です。
私はタイ語もちょっとかじったことがあるんですが、タイ語は声調言語なので表音文字だけでは意味が通らない事が多くあるみたいです。中国語のピンインみたいな表記法もまだないですし。SLにタイ人の友達がいますが、彼も普段は英語です。
Posted by Cecilia Quisling at 2007年05月11日 12:35
Ceciliaさん,こんにちは!
お互い忙しくてなかなかうまくいきませんね。声調言語ってことは抑揚が大きな意味を持つ言葉ってことかな。中国語も四声がありますね。私はまったくピンインがわからないですが,ピンインはそうした四声をうまくカバーしてるんでしょうか。今回のエントリの友人もタイ語を習ったときは英語で教えてもらったそうです。タイはかなり英語の普及率高いんですね。
お互い忙しくてなかなかうまくいきませんね。声調言語ってことは抑揚が大きな意味を持つ言葉ってことかな。中国語も四声がありますね。私はまったくピンインがわからないですが,ピンインはそうした四声をうまくカバーしてるんでしょうか。今回のエントリの友人もタイ語を習ったときは英語で教えてもらったそうです。タイはかなり英語の普及率高いんですね。
Posted by のてす at 2007年05月11日 13:18